『努力の成果』10年後の自分へ

応募部門:演技部門
作: キッズマジシャンTAICHI

『すご~い』。
客席からおどろきの声が聞こえてくる。
TAICHIのマジックショー、みんながおどろき、喜んでくれることが、ぼくは大好きだった。

マジックを始めたのは三年生の時、ボーイスカウトのクリスマス会でマジックをしたのがきっかけだった。
リンゴが消えたり、表れたりするマジックをすると、みんなが驚いていた。それを見て、『マジックってこんなに面白いんだ』と思った。

それからマジックの本を買ってもらったり、地域のマジッククラブに入ったりして、練習をした。
上手くなると、ますます楽しくなった。
デイサービスでマジックショー、学校でもマジックを披露した。
みんなが喜んでくれるとますます練習をがんばった。

お父さんが古今東西のマジックを書かれる『ターベルコース』というマジックの百科事典を買ってくれた、難しくて、読んだり飛ばしたり、学校でも家でも何回も読みました。
このターベルコースで夏休みの読書感想文にも書いた。
ぼくは毎日マジックに夢中だった。

そんな時、メイガスさんの『ザ.マジック』という本に出会った。
DVDや道具がついていて、とても分かりやすい本だった。
さらに実際にメイガスさんに会うことも出来た。
メイガスさんは優しくて、マジックも一流だった。
目の前で千円札を一瞬で一万円札に変えて見せてくれた。
メイガスさんのように一流のマジシャンになりたいと思うようになった。
メイガスさんを目標にして練習を続けた。
マジックスクールにも
マジックサークルも
アカデミーもレクチャー会にも色んな所でマジックを習いに行ったり、マジックショーもいっぱい見に行った。
ますますマジックが上手くなっていった。
5年生の時、公認マジシャンに合格した時、天にも登るほど嬉かった。
そのあと、コンテストにも入賞出来た、マジックショー以外、
6年生の時にはテレビ番組にも出てマジックをするぐらいになった。
気が付くとぼくはマジック中心の毎日になっていた。
家族のみんなもぼくの目標を応援してくれた。

始めた頃から変わらないのは、『見る人が喜んででくれることが嬉しい』ということだ。
10年後の自分、
メイガスさんのような一流のマジシャンになれていますか?
マジックでみんなを喜ばせていますか?