人に話さずにはいられないマジックを目指して

応募部門:演技部門
作: プー博士

年に数回ほど幼稚園や学校、子供会や介護ホームなどでマジックショーを演じて観せて交流しています。きちんと服装を整えて用具を抱えて行きます。皆さんとても楽しみにしていてくださるので演じるのにも気が抜けません。

昨年、演技が終わって数日後に以下のようなことが立て続けにあり、マジックを観せていて本当に良かったと思ったものでした。

それは小学校の高学年向けに演じた時のことです。私のマジックを観た小学六年生の女の子が、家に帰って母親に「今日、こんなマジックを目の前で観てきた、私が確かにハサミで切ったのにロープが目の前で繋がったり、金属の輪が繋がったり外れたりするんだよ、、、」と目を輝かせて色々話したそうです。いつもムスっとしていて母親とはほとんど会話しなかった子が興奮気味にマジックショーのお話をしたことがよほど嬉しかったのか、その母親が学校にお礼を言いに来たそうで担任の先生から改めて私にお礼をいただきました。彼女にとってそれだけインパクトのあるものだったのでしょう、他人に話して伝えたかったのだと思います。

また昨年末には子供会でクリスマスイベントがあり、30分ほど演じました。小さい子から高校生ぐらいまで多くの人が集まりましたが、終わって数日後に司会担当だったお母さんから「マジックショーを見た子がいつもはあまり話さないのに、その日の夕食時、興奮して面白かったといろいろ話したので驚きました。それだけ嬉しかったのでしょうけど、私も子供が伝えたくて一生懸命に話をするのを見て嬉しくなりました。よろしくお伝えください」と伺いました。

その場で驚いて楽しんで喜ぶだけでなく、その印象がいつまでも残ってだれかに伝えられずにいられないような演技をした自覚はないのですが、マジックはこう言う形で役に立ってもいるのかと実感しました。これからも多くの人の記憶に残るような演技ができるよう精進したいと思っています。